- 本の選び方について本の選び方が分かりません。例えば「走れメロス」とか「ノルウェイの森」とか、有名な小説を読んでみようと思うのですが、amazon.co.jpで調べたところ何件も沢山出てきました。。値段もそれぞれ違うし、どれが一番いい?のかよく分かりません。読書は最近始めて詳しいことはよく分からないので、どなたか教えてください。
『ノルウエイの森』をアマゾンなどで検索するとハードカバーの単行本・村上春樹全集の一冊・講談社文庫(1991年刊)・講談社文庫新版(2004年刊)の四種類がありますよね。発売当時の雰囲気で読みたい→ハードカバーの単行本村上春樹が大好き、著者による作品解説も読みたい、値段も高くてもよい→村上春樹全集の一冊とりあえず読んでみたい→文庫講談社文庫は新版の方が活字が大きく、読みやすくなっています。読書のきっかけとして読むなら文庫の新版(2004年刊)を選ぶのが無難だと思います。『走れメロス』を検索すると偕成社文庫・講談社青い鳥文庫・岩波少年文庫・ポプラ社文庫などは小学生から中学生むけ。新潮文庫・岩波文庫など数社から文庫で出ていますが、これはもう個人の好みです。装丁や字の大きさ、解説は誰が書いているか、著者の年表が載っているか、他に何の作品が載っているかなど。値段は載っている作品が多くページ数が多いから少し高いとか程度の違いで、たいした違いはないでしょう。文庫売り場は出版社別に著者順に並んでいるので、手にしてみて選ぶとよいですよ。何冊か読むうちに、私は新潮文庫派、私は岩波文庫が好きなど自分の好みが分かってきます。同じ出版社で二種類の文庫がある場合出版された年の新しい方が字も大きく読みやすく編集されています。なので読書初心者は新しい方を買ったらよいと思います。まあ、これも好みですけれど。単行本か文庫かを選ぶ場合単行本が先に出版されて、数年後に文庫になります。内容に差はありません。(作家によっては文庫化にあたり改めて書き直すこともありますが。)発売当時の雰囲気を楽しむなら単行本、値段が安く気軽に読むなら文庫です。
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