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人間の命の尊厳について？前回私は、生命誕生の根源に尽いて、質問させて頂きました。沢山の御回答有難う御座います。厳然と貫かれる宇宙の理。総ては為る様に為る。一分の狂いも無く、表現化される方程式の答え。今回の質問では「宇宙=神・仏」として捉えさせて頂きます。科学が此れを証明するのは、時間の問題の様に思います。言い換えれば、宇宙は其の証明の為に、偉大な科学者を誕生させる。宇宙は、其の生命の神秘さと、尊厳を知らしめる為に、哲学・宗教を発生させ、其の証明を、人間（釈尊・キリスト・モーゼ）にさせる。何故人間に証明させるのか？其れは全人類の誕生の共通の「課題」を投げかけている。私は其処に、重要な鍵がある様な気が致します。宇宙も人間も同じで在る事を、気付かせようとしているのではないでしょうか？小さな人間一人に宿る命に、総てを内在させ宇宙は人間を誕生させる。其の命の重みと大切さは、平等に個々の人間に与えられていると思います。その意味で、初めて人間は皆、平等である事が証明されます。環境や能力の差は在るとしても、何時でも気が付けば、宇宙の意思を知ることが出来て、自分の存在の意味と、人間としての役割を知る事が出来ます。悟るとは、その意味を気が付いた人、知った人ではないかと思います。環境も、総て人間が人間として、悟る為の道具でしかない。道具は使う人により、価値が変化してゆく為、あえてそう変化する様に、用意されている。アマゾンでも東京でも、アフリカでも、まったく平等の定義には関係無い事の証明であります。私達日本人は、日本の国で悟る為に、日本と言う環境に誕生したと思います。世界中の国々は、そして人間は、その意味で平等になります。人為的な環境の破壊と変化は、人間を不幸にしているのではないでしょうか。人間は、自分で自分を迷わせていると思うのですが、皆様は如何御考えに為りますか？人間は、誕生した其の国で変化しながら、悟りと言う境地に向っているのではないでしょうか？個人で捉えると、今現在居る所が、個人が悟るべき環境と捉えるべきでしょう。其処になぜ生れるのか？其処に生まれる理が在るから生れるのでしょう。其の事を深く考えると、宇宙に感謝しなければいけないと思います。自分の生い立ちに嘆いている人は、自分の誕生の深い意味が解っていないのでしょう。あえて自分は、進んで其処を選択しているのかもしれません。小さな人間の大きな命の尊厳は？

[構造分析]神・仏は、（１）宇宙の証明のため科学者を誕生させる。（２）其の証明を、人間（釈尊・キリスト・モーゼ）にさせる。｛人間に内在する宇宙（観）・・・宇宙・人間＝同じ・・・・・・命の重み・大切さ＝平等（個々の人間に与えられている）・・・宇宙の意思を知ること・・・自分の存在の意味・・・人間としての役割を知る・・・悟るとは、その意味を気が付いた人、知った人｛環境（とは）・・・・・・・悟る為の道具（平等の定義には関係無い）・・・日本人は、日本で悟る為、日本に誕生した・・・世界中の国々は、その意味で平等・・・人為的な環境破壊は、人間を不幸にしている・・・人間は、自分で自分を迷わせている・・・人間は、其の国で悟りに向っている・・・今居る所が悟るべき環境｛其処になぜ生れるのか？・・・・其処に生まれる理が在るから其の事を深く考えると、宇宙に感謝しなければいけない自分の生い立ちに嘆いている人は、自分の誕生の深い意味が解っていないあえて自分は、進んで其処を選択しているのかもしれない小さな人間の大きな命の尊厳は？現代社会に於いて、余にも生命の尊厳が失われつつあります。感想：すばらしいご意見です。文章にしてみると、すこしすっきりしたんじゃないでしょうか。訓練次第で、きちんと整理していけるようになります。あせらず頑張ってください。理論思考を垣間見ると、面白いことに気づきます。平等と差別という人間の幸不幸に関する価値観について、（１）自身の悟りは、誰にも平等に存在する。（２）環境は差別があり、多様な世界を作っている。（３）その多様世界（差別）のなかに平等なるものを見出して価値判断の基準に据えることによって人間の尊厳を見出すことができる。とのご意見なんですね。おそらくこの価値判断なら世界のいずれの世界の人にも適用ができるように思います。主体的に生きるとは！とのひとつのご意見かな。じっと真理の底を見つめてみるとそういうことに達することができるというか。現象世界から帰納法的に導かれる世界ですね。残るは、これを真理の世界から、演繹法的にどのように現実社会に法則を使って複雑な世界を構築していくかという知恵の勝負というとこでしょうか。宗教はこの演繹的な思索によって活力を生み出すものですから、そこを出発点にして社会に宗教それ自体の存在の意味を問うことになります。なぜかならば、おのおのの宗教が真理と説く教えは、ただの法則ではなく、根本原理だからです。根本原理はあえて証明する必要がありません。それが現実に役立つかどうかだけが、生命だからです。信者さんは、それが役立つかどうかを証明するだけで良いのですよ＞神・仏は、＞（１）宇宙の証明のため科学者を誕生させる。＞（２）其の証明を、人間（釈尊・キリスト・モーゼ）にさせる。ここは、神・仏は、（１）其の原理を（釈尊・キリスト・モーゼ）に示させる。（２）宇宙の証明のため科学者を誕生させる。（３）原理の正しさを、信仰者が暮らしの上から証明するとなります。かなり高度な思索のようで、とても面白いご意見だと思いました。

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