- 笑える小説を教えてください。作家でもいいですが、できれば特定の作品を教えてほしいです。また、「笑える」というのは、実際に頬があがり、思わず声を出してしまう、という意味です。「実際」と「思わず」が重要です。心の中で笑ったり、「イキだなぁ」と思ったりというのは含みません。テレビで評価される漫才やコントのような笑いでお願いします。古典落語のような笑いではなくて。そもそも何故この質問をしたのかというと、アマゾンレビューなどでみかける「笑える小説です」という文句を信じて読むと、どれも落語的でがっかりしていたからです。よろしくお願いいたします。
奥田英朗さんはお読みになったことはありますか？笑える、というので、いつもお薦めするのですが。“インザプール”“空中ブランコ”“町長選挙”とんでも精神科医、伊良部が主人公の、短編集です。現代の心の病気を抱えた患者たちが、伊良部にあきれつつも、なぜか伊良部のもとに通ってしまいます。伊良部は、名医か迷医か？各巻、４～５編の短篇集なので、読み易いと思います。よろしかったら。
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