- 岩井志麻子著「ぼっけえきょうてえ」大まかなあらすじを教えてくれたまへ夏ということでホラーを読みたくて調べたところ「ぼっけえきょうてえ」を勧められたのですが、買って失敗・・・を避けるべく、なんとなく内容を知って判断したいです。どんなお話か教えてください。※アマゾンのレビューなどを読んでみましたが、あまりネタばれはしていなかったのでどの系統の怖いのかが分かりませんでした。スプラッターや、ただ生々しい痛さのものは好みではないです。ゾクゾク来るものが読みたいです。
かな～り前に読んだので、若干記憶があやふやなのですが。遊女が寝物語に語った話生まれ育った村は貧しく、子供が生まれても殺してしまう事（間引き）がある。そして、彼女の母は間引きを専門に行う稼業をしている女であったが、自分の娘を殺すことは出来なかった。彼女は母を手伝い、遊び相手と言えば間引きされた水子だけだった。母の死後、遊女になったが何故か行く先々で偏見を受ける彼女。だが、それにはある理由があった・・・。こんな感じで、半ばぐらい。後半とオチは読んでご確認ください。スプラッタな物語ではありませんが、その不気味さと異形感はスプラッタよりもずっと怖い。ゾクゾクというよりは、ゾクッとする感じの作品です。でも、表題作よりも他の短編の方が個人的には面白く感じました。
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