- ルノワールの複製画について。先日ある展覧会でルノワールの絵に感動して、そこで販売されていた複製画を買いました。販売されていた方に、この展覧会のために作成したので、他所では購入出来ないと言われたため6万超の高いお値段を支払いました。ところが、楽天市場で同じ絵を見付けてしまいました。価格もだいぶお安いです。ちなみに、よく展覧会場で何点限りと売れたシールをはっているものではないので、限定扱いではありません。また、受け取りましたら展覧会場の見本より色調が暗く感じました。→全く同じものが届くと聞いていました。例えば100枚作成したとして、全て同じ色調にはならないのでしょうか?60年色褪せないと説明を受けましたが、来たものがすでに見本と色調が違うためふにおちません。詳しい方、よろしくお願いします。
展覧会に行ってもそういう最後にあるグッズコーナーって素通りするだけなんで、違うかも知れませんが・・・たまにジークレー工房で制作を頼む時があって、ある時、たまたま隣でそういう展覧会で売る為の複製画の打合せをしてました。最近は複製画もジークレーなんだなぁと思いました。あなたの複製画がジークレーなのかどうかはわかりませんが、プリンタのメーカーさんと作家契約してた時、60年は退色しないという説明もありましたし。ジークレーとは簡単にいうと家庭のプリンターの高性能のやつなわけです。そういう専門の工房にある高額で高性能のプリンターでも実は個体差があって、同じデーターを同じパソコンを使ってプリントアウトしても、プリンターの微妙なクセで多少色が違う事はよくある事です。ですから、自分が工房に頼む時には何度も色校正をして貰って、そのクセも修正していくわけですが、もともと原画を忠実に複写する事は不可能なわけです。若い頃にカメラマンの助手をしていて、展覧会の図録もよく撮影してましたけど、絵画というものは筆のタッチがありますから、ライティングによる陰が必ず出てしまってそれだけでも色は変わりますし、当時はフィルムでしたけどフィルムのロットが違うだけでも色のクセが違うわけです。つまり原画を忠実に再現する事は不可能なわけですから、ルノアール自身が工房で色校をしない限りはそれはどんなものでもアバウトなものには違いないわけですよね。ですから、見本も正しいとは限りませんし、原画と付き合わせて色校する事はないでしょうから、どれも正しいしどれも間違っていると言えます。家庭用のプリンタを想像すると6万円は高いと思いますが、専門のプリンタの顔料インクも紙もそれなりに高いですし、間にいくつも業者が入っているでしょうから、それほど高い気はしませんが・・・自分のジーグレー作品を1点何十万で売っている素人同然のひとも結構いますし。この展覧会で売る為に作品を撮影してデータ化したのならそれなりに費用も掛かりますし、まんざら嘘はないように思えますが、色調が暗いという苦情は言ってみてもいいかも知れません。
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