- 追い出し部屋は正社員の墓場、姨捨山といったところでしょうか？非正規化を進める温床だと思いませんか？非正規化を進めると年金保険料徴収や税収は減るばかりなので、財政は悪化するばかり。自民党のやり方は間違っていると思います。日通の社員はアマゾンの倉庫へこれは本当ですか？なぜ、ユニオンに窮状を訴えないのですか？
＜追い出し部屋は正社員の墓場、姨捨山といったところでしょうか？＞追出し部屋は、人間の尊厳を奪うものでありその通りだと思います。＜非正規化を進める温床だと思いませんか？＞非正規化の問題とは別の問題でしょうね。但し、人を大切に扱わないという点では根源は同一だと思います。＜これは本当ですか？＞昨日と今朝の朝日新聞の記事ですね。新聞社が根拠もなくいい加減な記事を書く事はまずないでしょうから事実ですね。利益につながらないものは排除するという企業経営のやり方は、欧米的な発想ですね。＜自民党のやり方は間違っていると思います。＞政治の問題というよりは、あまりにも利益を追求することに熱心な企業の経営者の問題でしょうね。一昔前は、縁あって共に働くことになった社員は能力が低くても努力すれば面倒を見るという経営者が多かったように思います。記事にあるような会社は、成果が上がらない社員は、努力しようと会社には不要と割り切り追出し部屋に送り退職に追い込むということですね。3日間1個も売れなかった商品は、コンビニエンスストアの棚から直ちに排除するというのと似ていますが、人も商品の同じに扱うのは問題があるでしょう。会社を潰さないためには人情は差し挟まないというのも経営スタイルである以上仕方がないのかもしれません。「経営者は、心に鬼を飼っていなければならない」寂しい存在でもあります。政治の問題もあるのでしょうが、「時代の流れ」にも原因があるのではないでしょうか。戦後の経営者には、人情に支えられ裸一貫から会社を大きくした人たちが少なくなく、人と人との繋がりの大切さをよく知っており人を大切にしました。それが、時代と共に海外のＭＢＡ的な効率重視の経営手法を身に着けた高学歴の息子達に世代交代した結果、人情より効率を重視する時代に変わってしまった。といった背景がそこにあるように思われるのです。＜なぜ、ユニオンに窮状を訴えないのですか？＞ユニオンに訴えるということは、生活するための収入源である勤務先を訴えることになり、日本人の心情としてやりきれないのでしょうね。ユニオンに何とかする力があるのかも不確かですから。私の知っている外資系企業のなかには、朝出社すると突然首を言い渡し、私物の整理を午前中に終了し退社してください。午前中に整理できなかった荷物は宅配で送りますから、などというところがあります。コンピュータのパスワードは、出社前に無効にされていますから、社員としての地位はすでにないのです。ただし、この会社は、首にするに際しては、きちんと1年分の生活費を退職金に上乗せし支払っています。政府の中に、「再就職支援金」や「解雇補償金」などのお金を払えば正社員を解雇できる法律を作るといった案があることに対し物議をかもしたことがあります。首を切られず墓場、姨捨山の追出し部屋で蛇の生殺しのようなサラリーマン生活をすることがよいのか、それなりの生活の保障としての金銭をもらい、新たな就職先を見つけるのがよいのかは人それぞれの価値観の問題です。意に染まぬ仕事をさせられれば、うつ病という結果になることは容易に予想できることです。話題にされることもなくなった政府案についても考え直す必要があるように思います。
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