- 宛名や但し書きが書かれていない領収書に、自分で宛名や但し書きを記入すると、私文書偽造?宛名や但し書きが書かれていない領収書に、自分で宛名や但し書きを記入すると、私文書偽造であると以下のＷｅｂページでは書かれています。http://www.goshima-money.net/colum/005.html楽天ブックスで領収書が必要な買い物をした場合領収書は以下の画像のようなものが来ると思うのですが、宛名欄が空欄です。http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/guide/img2/meisai.jpg楽天ブックスでの領収書についての説明が以下のページに書かれているので、それを読んでみると。http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/guide/annai/03.html『「領収書」部分につきましては「お名宛」は空欄となっておりますので経費としてご購入のお客さまは適宜ご記入いただくことでご利用いただけます。』と書かれており、宛名は自分で書けとのことですが、楽天に限らず自分で宛名や但し書きを記入するのは私文書偽造じゃないんですか？
ここでいう「偽造」（正確には「無形偽造」）とは、文書の内容を偽る行為です。（文書の名義人《この場合は楽天ブックス》を偽る「有形偽造」はもっと重罪です）質問者さんがご指摘のとおり楽天ブックスが「明示的に」空欄補充を認めている以上、内容を偽らない限り「偽造」とはいえません。もちろん、上記の承認は偽りの内容を記入することまでを認めているわけではありませんから、偽りの内容を補充した場合は、その時点で私文書偽造となります。従って、楽天ブックスのように通信販売で多数の顧客と取り引きする（宛名とすべき法人名などをいちいち聞いていたらきりがない）ならいざ知らず、通常の店頭で一対一の取り引きをする場合、仮に空欄が残っていたとしても、事実以外の内容を記入すると無形偽造になるわけですから、領収書に空欄を残すのは無意味な行為です。
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